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作品&プロジェクト - みんなの作品の記事

● 2012.9.29 カマココまつり こたね 『にがお詩』

二人一組になって 10分間

無言で 互いに じっと みつめあう

相手の顔を見ながら 詩を 書く

 

カマココまつりでおこなった『にがお詩』

その作品たちです。

 

+++++++++++++++++

 

『伯シャク』

詩・見た人:猫のおっちゃん  見られた人:伯爵

 

あだ名は伯シャク

初めは片眼鏡 今は普通の???眼鏡

格子のチョッキを着て

少し寒いが半ズボン

はな下に?ヒゲをたくわえ

アゴは不ショウヒゲ

あだ名通りのいでたち

今は何を考えているのだろう

あだ名の伯シャク様

につかわしいふんいきはあります

 

 

『無題』

詩・見た人:伯爵  見られた人:猫のおっちゃん

 

暗き歌ばかり詠むといふ

白髭のねこのおっちゃん

迷彩を着て

 

首のタオルまでコーディネートして

お洒落なるおっちゃんに吾が

黒猫を見す

 

猫好きに悪人はなし

四十七匹を育てたる君

明るくあれや

 

 

***

 

『決めた眼』

詩・見た人:大河原 万唆博  見られた人:かなよさん

 

かなよさん

出会ってから長いがじっくり顔をみたのは

はじめてだ。

顔をむけるとこちらの目線と

合うように顔をびみょうに動かしてくれる

まばたきがゆっくりである

こちらに何か合図を送っているようでもあるし

ぼくの心を見透かしているようでもある。

目の動きが大きく大胆で迷いがない感じ

笑うとほおが上がる

ほんわりした空気感とは逆に

断固とした決意をもった人の

強い感じがある人だと思った。

 

 

『今日の大河原さんにおくる詩』

詩・見た人:かなよ  見られた人:大河原さん

 

右目がねむそう 左のほほのちいさなホクロ

「お母さんジュース」と小さな男の子がやってくるように

大河原さんも「お母さんジュース」と飛行場のそばで言ったにちがいない

ちからづよい鼻

鼻はまんなかにあって その人の芯をあらわすそうで

大河原さんの鼻は、しっかりとしっかりと

まじめに息を吸い、はく。

ふたえの目が右目はやっぱり

すこしつかれているのね、カメラをもって

今日も一日ずっとわたしたちを撮ってくれた

カメラをもってやってきた大河原さん

3年前だったことをおもいだす

いやなこともあうでしょう

しんどいこともあったでしょう

やさしいきもち ふかくはいりました

飛行場のそばで、お母さんの手をにぎって

歩いてた男の子が いま新世界でひとりで

生きています。

つかれた目は、現実をまじめに生きて

いるから… 肩につもっていく

じかん

やさしい目はあのころのまま

ぴんと

耳がかわいく動いた

大河原さんのこれからの日々に やさしい音の風を

 

 

***

 

『釜ヶ崎のハニカミ女子』

詩・見た人:ひめのさん  見られた人:ゆうこ

 

白いブラウスの長そでを腕まくりしている

20代女子、いや女性

目を合わせる

まばたきをする

つばをのみこむ

小さくうなずく

足をブラブラうごかす

ほほえむ

もの静かなたたずまい

リンとしている

静かな力強さ

口びるを少しきつくつむっている

少しはにかんでいる

はやく終わってほしいなあと思っている

ご要望におこたえして これにて終わらせていただきます

 

 

『まっすぐな ひめのさん』

詩・見た人:ゆうこ  見られた人:ひめのさん

 

めがねとぼうしに

かくされた、ひめのさんの顔

でも よくのぞくと

なんにもかくしていないことがわかるのです

 

目、黒ブチのめがねの奥のふたえの目

まっすぐそらさず

こちらをみてみさせてくれる目

まばたきをする長いまつげ

 

口、きゅっとむすんだ口

人を困らせるようなことは言わない口

ときどき小さくうなづいて、

大丈夫、と語り

大丈夫、と自身に言いきかせる

 

それにしても

あまりにまっすぐ

見るひとだ

 

これからもまっすぐに

生きるのかな

 

 

***

 

『不思議な時間』

詩・見た人:こんのさん  見られた人:もぎくん

 

少し違う

はじめて気づく

切れ長い目

すっとした顔

しっかりしている キリってしている

浮かぶりんかくが

表情が変わるとき

見??ている

浮かんでくる

違う一面

少し悲しそう

この時間に浮かんだこと じっとみること

不思議な時間にひたる

 

 

『月見草』

詩・見た人:もぎくん  見られた人:こんのさん

 

大事なもの

守りたいもの

信じているもの

 

優しくなりたい

闘いたい

諦めたくない

 

衿を立て

袖を通して

腕時計にきいた

 

時は来るか?

 

伝えなくても 持っている

奥の方 奥の方

見えてなくても 月が知る

あるいは その時 あなたも

 

***

 

『頑張れ!』

詩・見た人:つつみさん  見られた人:石川さん

 

見られるのはつらそうだな

がまん強いのかなあ

たいへん

でも

がんばれ

だんだん笑顔がもどってきた

 

 

『めがねのおっちゃん』

詩・見た人:いしかわさん  見られた人:つつみさん

 

私は、16年間ぶりにサラリマンたいめんした。

サラリマンはしごとしているからだ

私は、サラリマンやっていたが

いまは??かいしゃであるは、サラリマン

人はさけやギャンブルが多い

サラリマンは、しごとをやっているが

スポーツの人はお金をかせいで

いる 私もスポーツしたいと言ったら

けいばでかちゆうめいになりサラリマン

にもどりたいと思う。

● 10月の句会

10月の句会は、ちょっとフライングして9月29日のカマココ祭りの中で行いました。

お祭り中だけに通りすがりの方がたくさん詠んでいってくれました!

というわけでお名前の確認もままならず、詠み人知らずの句も多いです。

どなたかわかりませんが掲載します、ありがとうございました。

 

***

 

猫のおっちゃん

口開き 赤き実を見せ ざくろかな

稲刈りに 思いたどれば なつかしい

 

伯爵

船坂の 棚田の稲の 刈りあとに ビエンナーレの オブジェ並びて

たわわなる 柘榴の庭に 黒い猫

 

いさお

稲刈ると後からスズメひろい米

 

こはる

夏すぎて 秋、冬、春と また夏だ

ことしのね こめほうさくに なるのかな

たいふうが うんどう会の ときにくる

 

万葉

金髪の大地稲刈る散髪屋

 

 

 

ヨミビトシラズ

このみには おもいあふれる さけざくろ

 

秋葉忠太郎

風流を 告げて来るや 秋の風

鰯雲 朝蝉蜻蛉 彼岸花

 

いしかわ

かめおかは あけちみつひで じもとだぜ


茂儀

五百日 過ぎて沈まぬ 涙月

 

詠人不知

秋空の すずめが遊ぶ 稲刈りや

稲刈り後 一服くゆる 夕焼けに

稲刈りて 家族の絆 強くなり

釜ヶ崎 みんなちがって みんないい

 

● 9月の句会〜耳にとどく秋

9月の句会を開催しました。

旅人の人も、飛び入りの人も入って

にぎやかな句会になりました。

 

***

万葉

でこぼこの月面かくす38万キロ

ため息でゆれる水面にうつる月

 

秋葉忠太郎

碧い空雲は動かぬ残暑かな

秋の夕帰宅姿や鍬一丁

 

とのもと

釜ヶ崎路上の人と夏の月

釜ヶ崎路上を照らす夏の月

 

こはる

サンマのねけむりごりやくあるかもね

あきはねぇなんとなくねぇオレンジだ

 

かなよ

りんどうの咲く共同墓にとんぼ行く

おせわさまさんまを焼いて夏が去る

 

たかお

あいしてるゆうこさんはつきにいく

 

裕湖

昼の月何も知らない我を知る

秋来たね即席ラーメン囲む夜

 

さいとう

うさぎよりついてる餅が気になるな

秋鮭ときのこを混ぜて米を炊く

 

よてつ

カキフライもみじおろしと月に行く

月よりも飛田の女子が気になるよ

 

りょうこ

セミおちるつぎはトンボがとんでいく

風がふく寝苦しい夏さようなら

 

ヨミビトシラズ

新月を月が綺麗と君が言う

銭鳴らしツキが欲しいと酒を飲む


● 41回目の釜ヶ崎なつまつり

今年も釜ヶ崎の夏祭りが開催されました。

なつまつり看板

ココルームでつくった看板は、やぐらにかけさせてもらいました。

写真

ある方が書いてくださったのは、第一回の釜ヶ崎なつまつりのスローガン。「祭り」と「政り」をかけているそうです。今年は41回目の夏まつり。41年もの年月を経て、これを書いてくれる人がいるということに、胸があつくなりました。

写真-1

写真-2

北海道出身という船乗りさんは、お母さんが耳が聞こえない方だったとのことで「母の声が聞きたい」と書いてくれました。

写真-3

この文字!去年も見たぞっと思って「去年も書いてくれましたよね」と言ったら、ちょっと照れくさそうに頷いてはりました。一年ぶりの、とても嬉しい出会いです。

写真-4

写真-5

写真-6

去年習字コーナーで書いてくれて、そのあとココルームに来てくれたのに、うまく関係を紡げなかったおじさんが遠くから見てるというような場面もあって、うーんとなりながら。長く活動をつづけるとはこういうことも引き受けつつ、出会ったり別れたりを繰り返しながら、なんとかやってくってことなんだよなぁと思いました。

写真-7

習字絵を描くひと

習字あんどう画伯

あんどう画伯の作品。久々に筆を持ってくれました。いいなぁ。なんでも「歌舞伎」をイメージしたらしく…!

写真-8  習字コーナー

夏祭りすもう

今年もすもう大会は大盛り上がりでした。若者と70歳くらいの方が取り組みをしていますが、この試合は同体、引き分けになりました。声援を聞いていても、祭りに参加しに来た若者と、体力あるこの街の住人のせめぎあいといった感じになっていて、今後この高齢化のますます進む釜ヶ崎の中で、このすもう大会、どうなってゆくのかな、と思いを馳せながら観戦しました。

夏祭り期間中にお手伝いに来てくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました!!!

● 8月句会で句をつくりました

こはる

さんかくの なつのせいざが そらにいる

スイカわり メロンわりはぁ ないのかな

れいぞうこ なつはたよりだ あるといい

 

裕湖

麦茶飲み 床に寝転び 風が吹く

 

ゴン

汗だくで トイレに入りて 何思う

ああ暑き 寝ころぶすがた パンツだけ

一パイの カルピスで 涼もとむ

 

なりたやな 梅干しばばあ 啖呵切る

再稼働 青田奪いし 原発の

欲望や 八月の闇 照らしおり

 

諒子

新世界 おっちゃんげんき あつくても

寝苦しい 子どもの足が とんでくる

セミがなく よけいにもっと あつくなる

 

こて

夜更すぎ 花火したいと 泣く子かな

● 7月の釜ヶ崎句会

七月の釜ヶ崎句会を開催しました!

 

こて
吾子のため 白玉すくう 湯気の中
宿替えの 荷物にまぎれ 昼寝かな
時巡り 祖母の形見の 日傘さす

たかせ
万緑に 悲しく響く セミの声
砂浜で 響く笑声 すいか割り
夕立に 化粧も落ちて 黒い雨
ひまわりの 笑顔にも似て 球児たち

かなよ
水ぎわで 行くの行かないの めだかとり
うそつきの とうもろこしの 句をめくる
ダリアより ダリアの夢よ あつき夜
はだしで 「お世話になっております」 電話番

秋葉忠太郎
長城は 夢の如くに 続きけり
新香の 茶畑艶な 紅襷
夏山は 魅力の奥に 掟あり

いしかわ
すいたえき はんきゅうばすで せんりおか

さじ
君にナス ナサザルワタシ ユメニマドロム
恋ニコガレタ ナク蝉ガ 死ヌ
たての糸 よこ糸つむぐ 人もよう

にゃにゃ
うらやまし 金魚はいつも 水の中
ふうりんの 音聞くならば すずしいよ
ねこたちも せん風きにね あたってる
七夕の 日は雨ふらんと いいけどね
夕やけが おそくなったよ 夏だから

ヨミビトシラズ
雨乞いも 空しく乾く 恋心
釜ヶ崎 日焼け男に カップ酒

裕湖
ソーダ水 しゅわしゅわぴちち 耳涼し
夕立を ながめる君と 歌うたう
父必死 自由研究 おじぎ草

みちをく
七夕や 浴衣を着たいと 泣く子かな
旧暦の 七夕忘れた 雨のまち

松尾爆笑
かぶとむし 黒い宝石 輝く夏の夜

● 六月の句を詠みました

きのう、六月の句会を開催しました。今月の句題は「とんぼ・紫陽花・とかげ」でした。みんなでうーんと頭をひねった後、気になる句についておしゃべりしました。句会に参加できなかった人も、自分のノートや携帯にメモしておいたものを持って来てくれました。とってもおだやかな時間でした。ゆ

 

鴨の淵
家守くん どこで生まれて どこ行くの
アジサイよ 旬過ぎてなお 堂々と

糺の森
あじさいの 薄紫と 薄曇
かげろうの ゆらめくホーム でんしゃくる

猫君
暑すぎるー! 素麺2つ 食べたいよー!
今年こそ ビアガーデンへ 行ってみたい!

みやんあん
つゆだけど 22どだよ あついなあ
さむ、あつと つゆの天気は わがままだ

裕湖
あかるい日 あじさいの中 歩く母
秋葉原 とんぼはいるか 六月八日

みちをく
そでまくり 冷やし中華の 店さがす
御田代の 舞見る娘らの アイス溶け

万葉
空中で ふと立ち止まる トンボかな
ピンクピンク あじさいあじさい 花に花


猫の鳴く しせんの先に とかげの子

わむ
ティキティキと 蜥蜴鳴く夜 南風

● 4月句会

さきほど句会をしました。みんなの句をよんで、ああほんとに春なんだな!とかんじました。

 

いのうえ
西成の カイタイニンプ サクラミル

きた
青空に 四季をめでるよ 花かな手
土の音 芽ぶく心に 風の音

かなよ
あいた手と 片手に俳句 旅に出る
わさびほど 人生つんとするも 空青し

ひめの
さくら咲く 憂鬱な気持ちが おしよせて

たかせ
廃館の カンバンの下 草芽ぶく
蛙の目 少年の日 思い出す

万葉
白い服 清らな瞳に 恋芽ぶく

たかお
ウルトラマン タロウ星星星 星星星星星

忠太郎
花見酒 満面色に 染まりけり
春雷に 驚き蛙 鳴きやまず

ヨミビトシラズ
ぷくりぽん さくらさいたら めもひらく
夜桜を 見に行く訳は 闇の中

こはる
うめさいた さくらもさいた 春だねえ

こて
花冷えに えり元さむし 朝散歩
水ぬるみ 恋の季節に 蛙なく

裕湖
息はいて すいこむ空気 ぜんぶ春

● 句会の作品(2月)

参加者の年齢、下は7歳から上は99歳。2月14日におこなわれた句会の作品です。

 

淡雪は浪漫の恋の物語 (忠太郎)

氷解けみえるはずだがここはどこ (友藤)

飛び立ちし鳥も二三羽冬木立ち (忠太郎)

雨霞む山茶摘み娘の薄化粧 (忠太郎)

くつをみるふりきのうはごめんねいぬふぐり (かなよ)

菜花咲く街へいでよと犬吠える (わむ)

かまくらに弟と私ポテトチップス (裕湖)

あの日もまた山やいていたまちを出る (かなよ)

春霞和みてうらら夢の中 (なかむら)

人生もいうこときかぬバレンタイン (友藤)

夜なかに冷蔵庫あける青のり指さす (かなよ)

こよみでは春が来たけどまだ遠い (なかむら)

早春がみえかくれする努力かな (友藤)

地下鉄を出れば余寒の釜ヶ崎 (暢春)

ころもがえさきは長いよ早く来い (なかむら)

犬ふぐり港のみえる丘の上 (暢春)

うすらいにうつるどんてんふみくだく (ヨミビトシラズ)

名前つけくつしたパンツに春を待つ (かなよ)

老閑舎安火抱いて夜は耽けり (忠太郎)

春告げて自然を恵む空の色 (忠太郎)

春きたね心はればれいい気持 (なかむら)

初鏡くちびる寒し床屋かな (みちをく)

かまくらにかくれしわれの見えぬ道 (友藤)

湯たんぽの充電器に触れ四時を過ぎ (かなよ)

冬になりネコにストーブとられさぶ (にゃにゃ)

あんちゃんは冬でも外に行きたがる (にゃにゃ)

みあんはねストーブあたまつけてるよ (にゃにゃ)

早春の三日月のぼる帰り道 (わむ)

ガード下赤い顔から白い息 (みちをく)

● 自分をたぐりよせるような時間

ひょうたんづくり

前にもやりましたが、小さなひょうたんにいろをつけてみています。長野から、前にココルームに滞在していたあすかちゃんが久々に来てくれ、みんなとても嬉しい顔。

こはるちゃんひょうたん

こちらは小2のこはるちゃんの作品。一番左は猫の王様。右から二番目は鶴。一番右は、振るといい音が鳴るマラカス。上のは斬新な横使い。ひょうたんに海と空を描くとは…さすが…!

大河原さんひょうたん

おおかわらさんの作品。なんの生物だろうか…頭がつながってる…かわいいです。

むつさんひょうたん

むつさんの作品。この部分に顔を描くとはーやはりただものではない。

岡山さんひょうたん

こりゃーふはっと笑顔になってしまうような岡山さんの作品。一番左はぶた。

岡本さんひょうたん

渋い民芸作品のような岡本さんの作品。

ゆうこひょうたん

わたしも双子のひょうたんちゃんを。

かなよさんひょうたん

かなよさんの雛ひょうたん。

またすてきな看板映画祭

そして次回カマメ映画祭のポスターをおおかわらさんが!これはいつかポスター展ができそうですね、すばらしい。

てんしんはん

今日のお昼ご飯はてんしんはんでした!

書き初めの看板

そして今日から10日ごろまでは、三角公園での越冬祭りや、夏祭りで書かれた書き初めの展示をしています。その看板。あんどうさんに、新春と書いてと頼んだら、いつものように安藤と書いてくれたので、こうなりました。

天井に展示

ということでココルームの天井はこんなかんじ。お店の前や、カマメ二階にも展示しています。ぜひ見に来てください。

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