作品&プロジェクト - みんなの作品の記事

● 4月句会

さきほど句会をしました。みんなの句をよんで、ああほんとに春なんだな!とかんじました。

 

いのうえ
西成の カイタイニンプ サクラミル

きた
青空に 四季をめでるよ 花かな手
土の音 芽ぶく心に 風の音

かなよ
あいた手と 片手に俳句 旅に出る
わさびほど 人生つんとするも 空青し

ひめの
さくら咲く 憂鬱な気持ちが おしよせて

たかせ
廃館の カンバンの下 草芽ぶく
蛙の目 少年の日 思い出す

万葉
白い服 清らな瞳に 恋芽ぶく

たかお
ウルトラマン タロウ星星星 星星星星星

忠太郎
花見酒 満面色に 染まりけり
春雷に 驚き蛙 鳴きやまず

ヨミビトシラズ
ぷくりぽん さくらさいたら めもひらく
夜桜を 見に行く訳は 闇の中

こはる
うめさいた さくらもさいた 春だねえ

こて
花冷えに えり元さむし 朝散歩
水ぬるみ 恋の季節に 蛙なく

裕湖
息はいて すいこむ空気 ぜんぶ春

● 句会の作品(2月)

参加者の年齢、下は7歳から上は99歳。2月14日におこなわれた句会の作品です。

 

淡雪は浪漫の恋の物語 (忠太郎)

氷解けみえるはずだがここはどこ (友藤)

飛び立ちし鳥も二三羽冬木立ち (忠太郎)

雨霞む山茶摘み娘の薄化粧 (忠太郎)

くつをみるふりきのうはごめんねいぬふぐり (かなよ)

菜花咲く街へいでよと犬吠える (わむ)

かまくらに弟と私ポテトチップス (裕湖)

あの日もまた山やいていたまちを出る (かなよ)

春霞和みてうらら夢の中 (なかむら)

人生もいうこときかぬバレンタイン (友藤)

夜なかに冷蔵庫あける青のり指さす (かなよ)

こよみでは春が来たけどまだ遠い (なかむら)

早春がみえかくれする努力かな (友藤)

地下鉄を出れば余寒の釜ヶ崎 (暢春)

ころもがえさきは長いよ早く来い (なかむら)

犬ふぐり港のみえる丘の上 (暢春)

うすらいにうつるどんてんふみくだく (ヨミビトシラズ)

名前つけくつしたパンツに春を待つ (かなよ)

老閑舎安火抱いて夜は耽けり (忠太郎)

春告げて自然を恵む空の色 (忠太郎)

春きたね心はればれいい気持 (なかむら)

初鏡くちびる寒し床屋かな (みちをく)

かまくらにかくれしわれの見えぬ道 (友藤)

湯たんぽの充電器に触れ四時を過ぎ (かなよ)

冬になりネコにストーブとられさぶ (にゃにゃ)

あんちゃんは冬でも外に行きたがる (にゃにゃ)

みあんはねストーブあたまつけてるよ (にゃにゃ)

早春の三日月のぼる帰り道 (わむ)

ガード下赤い顔から白い息 (みちをく)

● 自分をたぐりよせるような時間

ひょうたんづくり

前にもやりましたが、小さなひょうたんにいろをつけてみています。長野から、前にココルームに滞在していたあすかちゃんが久々に来てくれ、みんなとても嬉しい顔。

こはるちゃんひょうたん

こちらは小2のこはるちゃんの作品。一番左は猫の王様。右から二番目は鶴。一番右は、振るといい音が鳴るマラカス。上のは斬新な横使い。ひょうたんに海と空を描くとは…さすが…!

大河原さんひょうたん

おおかわらさんの作品。なんの生物だろうか…頭がつながってる…かわいいです。

むつさんひょうたん

むつさんの作品。この部分に顔を描くとはーやはりただものではない。

岡山さんひょうたん

こりゃーふはっと笑顔になってしまうような岡山さんの作品。一番左はぶた。

岡本さんひょうたん

渋い民芸作品のような岡本さんの作品。

ゆうこひょうたん

わたしも双子のひょうたんちゃんを。

かなよさんひょうたん

かなよさんの雛ひょうたん。

またすてきな看板映画祭

そして次回カマメ映画祭のポスターをおおかわらさんが!これはいつかポスター展ができそうですね、すばらしい。

てんしんはん

今日のお昼ご飯はてんしんはんでした!

書き初めの看板

そして今日から10日ごろまでは、三角公園での越冬祭りや、夏祭りで書かれた書き初めの展示をしています。その看板。あんどうさんに、新春と書いてと頼んだら、いつものように安藤と書いてくれたので、こうなりました。

天井に展示

ということでココルームの天井はこんなかんじ。お店の前や、カマメ二階にも展示しています。ぜひ見に来てください。

● 11月の釜ヶ崎句会

 

11月17日(木)の午後より、ココルームで釜ヶ崎句会がひらかれました。

今回は男性だけで、楽しくかつ熱く俳句をつくり、それぞれ品評しあいました。

馬車道の枯葉舞い散る冬支度 (阿波夜)
言葉なく去りゆく友に枯葉舞う (心登)
枯葉舞い古書を片手に路ゆく少女 (わむ)
たきだしもいうたらナベヤうんまいなう (サジ)
海ナリノイニシヘオモイフユゲシキ (サジ)
はいいろのそらのまちにはかれはこず (ヨミビトシラズ)
しんせかいなべのあとにはかまがさき (ヨミビトシラズ)
海峡の紅き血潮に冬景色 (阿波夜)
かれていく葉ノ先みつつ我ノコト (サジ)
海峡の遠くに見えし冬景色 (阿波夜)
焚火囲み煙草をねだる三角公園 (わむ)
かれはこず店内ひびくサラヴォーン (ヨミビトシラズ)
立冬の声聞くも我れ雪駄を脱がず (わむ)
原発のみんなで止めて祝い鍋 (心登)
枯葉散り命の尊さ釜の街 (心登)
凩や夕焼け空の時雨かな (秋葉忠太郎)
里山の紅葉の寺に僧一人 (秋葉忠太郎)
凩や鍋の珍味に舌鼓 (秋葉忠太郎)

● 釜ヶ崎句会 10月

10月に入り、少しずつ肌寒くなってきました。

心登さんがもってきてくれた蜜柑を頬張り、カマメの前にススキを眺めると秋を感じます。

季節の変わり目、体調を崩さぬように気をつけて夜を過ごしたいですね。

10月の句題は

『落鮎』 『柚子』 『夜なべ』 です。

 

こはる

はっぱがね 黄色や赤に 変身だ

秋ばれに チンチン電車 のっていく

 

こて

栗ごはん 食べてがんばれ 運動会

秋の夜は ながくながくて ねこあくび

夕げどき 柚子の香いずこ 湯気とおる

 

心登

帰り道 柚子の実盗りて 大目玉

なべ囲み 友と交わした 茶碗酒

コスモスが 咲いていたのか 釜の路地

落ち鮎が 「未来」たくして 川下る

 

万葉

隣から しあわせ香る 初みかん

ヨロヨロと 徒歩の夜なべの かえりみち

柚子の山 鍋してジャムして 焼さかな

夕風に ほのおがゆれる 柚子しぼる

 

ゆうこ

夜なべして 書いた文章 朝見てぎょっ

柚子の香の 化粧水つけて 鏡見る

パソコン前 月を見ぬまま 夜なべ仕事

 

わむ

窓あけて イモを手にとる 十三夜

ゆずの香の ただよう部屋に われひとり

 

ヨミビトシラズ

まな板に 転ぶ望月 柚子のかを

● 9月句会の句

九月の句会、句題は、稲雀・秋の空・月見でした。

私は留守番で参加できなかったのですが…、

とても盛り上がったそうで!

 


風渡り 陽かおる 秋の空
風呂がえり 自転車そよ風 空の月
かくれんぼ 一茶いずとも 稲雀
ホットコーヒーが おいしくなって 秋来たと

心登
世を拗ねて 人に道説く 秋の空
鰯焼く 空より睨む 鰯雲
釜の街 一人旅立つ 秋の暮れ
酒を断ち 団子ほおばり 月見かな

祐三子
ウィキペディア みんなの友だ 早々もの知り
満月に 君を想ひて 空蟬の あなたの中に 光漂ふ
こころもち ひんやりしずむ 秋の空
お月見の すすきを刈ると 友人は 朝から励む 心うるわし

ねこ
秋祭り 運動しよう 頑張って
秋祭り 今年も何処かで やるはずだ
月見てる 夜空をあおぎ 心する


秋の空 降りしきる雨 多すぎる
月見草 ひまわり過ぎて 本番だ
秋の空 雲間にうつる 後影

こて
秋空に 心うばはれ 吐息付く
長雨に ひとり急須の 紅茶のむ
重陽の 水面にうつる 菊見酒
稲雀 案山子つくって むかえうつ

忠太郎
限りなく 白一色の 蕎麦の花
白い雲 三球続けて ストライク

● 釜ヶ崎夏祭り〜筆を持ち、すっとおろすその時に

今年も三角公園の夏祭りのやぐらのもとで、習字コーナーをしました。その様子をご報告。

習字コーナー

一橋大学の保母ちゃん、立命館大学からインターンのこずえちゃん、おざしょー、斉藤さん、熊本さん、ねこくんなど、様々な人がお手伝いに来てくれて、大変たすかりました。

言葉がたくさん

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

筆をおろすまではおしゃべりなおじさんたちも、書く時には、驚く程に静かな時間が流れます。

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

 釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

川越から大阪に疎開中のこはるちゃん(小2)が書いてくれました。

釜ヶ崎夏祭り2011習字

奄美が故郷だというおじさん

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

三月に佐久間新さんと踊ったまえださんの言葉。

言葉を考えるのが好きで、いつも考えているそう。

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

大学生がこう書けば

釜ヶ崎夏祭り2011習字

この街の人はこう書く

誰にとっても、どう仕事して生きてゆくのかは切実な問題。

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

三日間同じようにかいてくれたおじさん

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

釜ヶ崎夏祭り2011習字

ここには載せられないような、もっとプライベートなものもあり。

筆を持つその人の前に座り、筆の運びを見ている時間は、ほんとうに贅沢な時間だった。

釜ヶ崎夏祭り2011習字の横でお茶

そしてそして習字コーナーの横ではなんとお茶会が!

古手川さんが冷たく甘いグリーンティを用意してくださいました。

砂埃と熱気でいっぱいの三角公園の真ん中に、まさにオアシス出現、美味しかった!

 

年越しには越冬、また来年も夏祭りの季節に、習字コーナーすると思います。

ぜひみなさん足をお運びください。

● 8月の釜ヶ崎句会

先日、8月の釜ヶ崎句会がこころぎで開催されました。

新しく参加されたかたもあり、楽しい句会となりました。

そのときつくられた俳句を紹介します。

玉葱と ゴーヤが競う サラダかな   忠

涼新たに 病治りて 前進だ   心登

ひまわりが おれはすきだよ 釜暮らし   心登

腹一杯 喰ってみたいな 新蕎麦を   心登

ヒグラシの 木立ちを眺め 舟一艘   わむ

新涼を 心待ちして 聞くミンミン   恵

向日葵の 咲きける空に 雲流る   秋葉忠太郎

しょうろさん わがやの棚に いつ寄るや   わむ

なつまつり 人がいっぱい たのしいな   小春

晩夏さえ 笑える若さ 懐かしむ   恵

秋立つや こうげんにさく そばの花   こて

新蕎麦を ずるっとひとくち 生き返る   わむ

ヒグラシも らかんに会うて 時とめる   みちのく

北の槇 せめてこころに 大文字   かなよ

まちがえて おばけ大会 恋に落つ   かなよ

いちぢくを かぶりてひとり 手相みる   かなよ

ひぐらしの シャワーをあびて 蝉林浴   ユミコ

新蕎麦や かぐのし御膳 花咲かす   ユミコ

● カルタのことばを作っています

いつかカマメでカルタをつくれるといいなっということで

6月から月に一回、そのテキストを作ってみています。

あいうえお…と順番に書いておいて、

それに続くことばについて、

みんなで書けるところをどんどん書いていくというかたちです。

 

カルタを作る前に、カルタ的な心身にするために?、

カルタマニアかなよさんが集めたカルタで遊びました。

 

幻聴妄想カルタ かるた/幻聴妄想だっ

切り絵のかわいいカルタ かるた/切り絵

色鮮やかカルタ かるた/色とりどり

文字ばっかりカルタ…は途中で諦め… かるた/文字ばっかり

 

ルールのある俳句もおもしろいけれど、

何のしばりもないこの形もまたずいぶんおもしろい。

 

****

2011.7.15

あなごさんは、27才
いけずは、やめて下さいな
うんどうは本当は体に悪い
えんろはるばるココルーム ようおこし岩おこし
おけはざまのねぎらい

かたちあるものはすべてこわれるもの
きんきらきんの時計が光る天王寺のとらやん
くりのきのはなのかおり思春期かな
けんもほろほろあほうどり
ころんだら、もう起きあがれない

さしすせそでそうじをしよう
しってるよ、ねぇ、しってるよ
すずかけのこみちをあるこう
せんたくは毎日しても終らない
そらからほしはふってきた

たにんぎょうぎは今日でそつぎょう
ちきゅうがみかんだったらどうするの~~~?
つのだせヤリだせおいらサムライだ
てつどうの仕事しとるからな
とまり木とまりてトーテンポール

なんでかって聞いてもしゃあないことはわかってる
にんげんのいっしょうははかないものだ
ぬり壁に会いたいな~~~!
ねころんびああザンビア
のみたいょ~~~ビ~~ルに焼酎・水割りを

はたらけ、定年までやめるんじゃない
ひまわりのはなのようにあざやかに
ふるふるふる雪がふる
へんとうせんがきょうもはれた
ほんとうはおれおかまなの

まっとうなことは聞きあきた
みんなでたべようかな おやつひとりじめ
むかしむかしそのまたむかしそのまたむかしのそのむかしっていつ?
めをそらさないってなかなかできひん
も〜〜〜暑いのは嫌になる〜〜〜!

や、山田、山下、山村やけくそ
ゆ~たかて、そんなんわからんがな
よばれたような気がする

らっきー!来るとき100円拾ったよ
リンパ線 腫れると痛いな 大変だ
ルーレット 当るといいな 当たり玉
歴史好き 釜の歴史調べたい
ロックスターに会ってみたい

わたし馬鹿よね あんたもね
をーと叫ぶよ 商店街
んんん振り返る君のむこうに空

 

****

2011.6.8

ああ寒い エアコンの季節 久々味わうおねしょかな
いい日目覚め いつからか 忘れ寝坊し
うりうりの 種無しスイカの あじけなさ
ええ湯とぞ 暑くて日ぶくれ いといたし
おぞましき おかまのハゲに イトサムシ

かあちゃん いつも仕事で たいへんだ
ききみみは、どっち?
苦しいが ここががまん しどころよ
けとばしたいのは、人の恋の道の前を通りすぎる人
子供たち いつも元気が あふれている

さかずきを呑めば呑むほどよいしぐれ
しょうがないこともあるよなぁ
すみませんもあいさつ
せっかくあなたとであったのだから
そうめんをながしてちゅるりと食べたいな

たったたった何が立ったか知らねども
ちりひとつ 何のやくめか おわりしを
つみきを横にならべて城へきづくり
てがら話ほらふき合戦になり
とじまりして家の中にかぎわすれ

なんて言ったの、いまなんて言ったの
にんげんのそんげんのゆくえふめい
ぬかかなあ、つけもんかあ、
ねこやなぁ、つぎはでてこん、
のむことばっかり言わない

はひふへほ らりるれろとぞ 言いにけり
ひるねは元気のみなもと
ふとんほす。 昨夜もまたぞ ゆめしょんべん
へばかりこきて 何とする べんぴのはなし
ほーほーほーたるこい

まりをついてあそびましょう
みんな、象が好き
むかしのことなんて覚えてない。
めばちこちゃん、こんにちは!めだかくん、さようなら。
ももくり3年 いちじく15年。

やらせてたもれ 何をかは 人それぞれに
ゆの中に ぜんぶ浸かって 泣きたいの
よるが来るのは すきだけどきらい

らららと歌って 生きている
りょこうに行きたいと 言い出したら 黄信号
る、こんどは、る。ルビー、るすばん。
レビューでも 観に行きたいわね
ろけっとにのって 会いに行く

わが身とて 風呂に入るは かゆみより
をうとなく 苦し紛れの 一句かな
んんんんん。どっちやねん。

 

****

なんどかこれを繰り返し、 ことばをためていこうと思います。ゆ かるたことばづくり

● 7月の釜ヶ崎句会

本日7月13日、釜ヶ崎句会がひらかれました。

季題は、梅干し、昼寝、青田など。

暢春せんせいをはじめ、大勢の参加者があり、楽しい会となりました。

7月の作品を以下に紹介します。

 

【きた】

梅干しと 茶づけと 青い空   

寝苦しい夜 昼にぽっかり 風がふく   

青田にほっかり 土肥える 

 

【ヨミビト シラズ】  

食卓の 器に浮かぶ 天の河   

 

【恵美】

梅干しが 主役の夏の 夕げかな   

あるはずの 梅干さがす 冷蔵庫   

昼寝する 我が背の汗を ぬぐいつつ   

青田わたる 風も重たげ 雲垂れて   

 

【わむ】

梅干しを ほおばり遊ぶ 母の里   

眺めたり 青トウガラシと わが指と

 

【万葉】   

万点の ピンクの梅ぼし 白宇宙   

昼寝する 家族を見わたす せんぷうき   

梅干の しわにしみ入る 塩の味   

青ガエル 青田のかげで クールビズ   

むこうから 青田の波と 風がくる   

昼寝して 夢の中でも 汗をかく   

何の味? かじったおむすび 梅干だ   

農村に 来た見た青田 秋想う   

 

【秋葉忠太郎】

降ると見せ 上ると見せて 日もすがら   

新緑の 棚田耕す 老夫婦   

渓流に 若鮎躍る 村祭り   

夏祭り 宝恵駕籠娘 蝉の声   

 

【忠雄】

亡き妻の 梅干有りき ビンの底   

 

【あんどう】

おにぎりを もっとたべたい うめいりの   

おにぎりと かんコーヒーが おいしいな   

 

【かなよ】

人々と 夕焼けそまる 墓にたつ  

なにもかも 朝がくるまで ハマナスになれ   

一瞬の 梅干し 花火 目をとぢる   

 

【心登】

梅干よ 故郷遠し 母の味   

青田がい 財産賭けて 大ばくち   

昼寝して 起きたら夜の しじまかな   

釜の友 元気してるか 入道雲   

遠い旅 ひと汗かいた 昼寝かな   

 

【裕湖】

梅干しも 青い梅だった頃 想うのか   

昼寝から さめてなおみる 君の夢   

昼寝して 汗ぐっしょりの 肌に風   

 

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