寺子屋トーク
Battle!<葬式仏教>再生論!
~日本人の死生のゆくえを考える
葬式は、本当に無用なのか。
死者と遺族をめぐる儀礼とは、どうあればいいのか。
日本仏教の本丸=<葬式仏教>の再生は、ある得るのか!
「葬式は、要らない」の宗教学者島田裕巳と
「葬式をしないお寺」應典院の秋田光彦による、
葬式と寺を巡るバトル対談!
日時●2010年9月20日(祝)13:30開会 (開場13:00)
(16:15閉会予定)
島田裕巳(しまだ・ひろみ)
1953年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。著書に『日本の10大新宗教』『平成宗教20年史』『創価学会』『無宗教こそ日本人の宗教である』など多数。
秋田光彦
1955年大阪市生まれ。浄土宗大蓮寺住職、應典院代表。末期ケアやまちづくりでも活躍する。パドマ幼稚園園長。
会場●應典院本堂ホール
参加費●1500円(應典院寺町倶楽部会員・学生1200円)
予約●上町台地.cotocotoでのオンライン予約 http://uemachi.cotocoto.jp/event/42994 (8月20日より開始)
あるいは事務局06-6771-7641まで。定員150名になり次第締め切ります。
主催●應典院寺町倶楽部 共催●應典院・大蓮寺
開催趣旨●
宗教学者・島田裕巳氏の「葬式は、要らない」29万部が売れて、大きな反響を呼んでいます。それに呼応するように、今年は経済誌が軒並み「葬儀とカネ」の特集を打ち出し、中高年には「死後を準備する」終活ブームといわれます。5月には、大手スーパーが僧侶派遣ビジネスに乗り出し、たいへんな話題となりました。
「葬式は、要らない」の書題は刺激的ですが、客観的に見れば、家の崩壊、地域や企業文化の衰退など、従来の葬儀の存立基盤が崩れつつあることは明らかです。それを無理に「伝統」として押しつけるのではなく、むしろそれを転機に、新しい「葬式仏教」として再出発すべき時を迎えているのではないでしょうか。
應典院は檀家を持たず、「葬式をしない」お寺として、97年にスタートしました。以来「いのちの拠点」として、生きるための、多様な場を創り上げてきました。本来の「葬式仏教」とは、そういう生への連続的なプロセスがあって浮かび上がるもので、最終点だけを議論しても、その本質を問えるものではありません。
本当の葬式とは、死者供養を通して、遺族が悲嘆から再生すること、生き直すことでしょう。家族崩壊の現代において、その儀礼や文化のあり方、僧侶の役割などは、「従来通り」では維持できないのは明らかです。個人と向き合い、血縁だけではない、もうひとつの共同体全体で支え合うような、新たな「葬式仏教」についても議論が必要です。
葬式がなくなったら、日本仏教の役割は失われるのではありません。大胆に言えば、葬式を超えたところに、日本仏教の存在感をどう打ち立てるのか、が厳しく問われています。



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