きょう通りがかりのおじさんが、ガラッとドアを開けて
ここは初めどうなるかと思ったけど、ようやっとるなあ 軌道にのったなあ
というようなことを ぽろっと言って去って行った
初めてはなしをするおじさんなのに、こういって去って行った
こちらは全く気付かなかったけれど、おじさんは、いつも道を通るたび見ててくれていたんだなあ とおもうとジーンとなる
そして、通るたびはじめのころは、これは、だいじょうぶなんか… と首をかしげたり、心配したりしていたんだとおもう
じぶんでもはじめのころのことを思うと、確かにこれは… とおもう
よっぱらい禁止のカマメ4カ条ももちろんなかったし、わたし自身この地域についての知識も人脈もなく、今ここを支えてくれているおじさんたちも当時はみんなよっぱらっていてまともな話もできない状態だったし、その他もろもろ書きだしたらきりがないようなたくさんのことに遭遇してきた
おじさんはそんなのを、通りがかりに察して心配してみていたのだろう
しかしよくわからないけれど続いているし、よっぱらいもなんとなく減って、ぼちぼちと、なにやらやっていて、人がわらわらいて、たのしそうにやっているのをみて、きょうの一声になったんだとおもう
このまちの方は 続ける ということ、そのこと自体を認めてくれる人が多いようにおもう
一回ドカン!と大きなイベントや、ドカンと大きなことをすることが評価されやすいご時世に、まちの方は日々のことをちゃんとちゃんと見てくれているしわかっている というのにすごく勇気づけられ
石川さんが、うしろで静かに静かに日記を書いていて、えんぴつの音と商店街の演歌が流れこむカマメにて
かなよさんが
勇気というのは、いざっというときに発揮されるものじゃなく、毎日に立つ というのが勇気なのよ
というようなことを言ってくれたことを思い出す
日々に勇気



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