四畳半日記。2日目。  両角千尋

四畳半日記。2日目。  両角千尋
2010.03.10 Wednesday 14:08
雨音で目が覚めた3月6日

眠っている間、夢に昨日会った人全員が出てきた。
朝起きたらどっと疲れていて、ふらふらしながら銭湯へ。

 
迷わず行けてなんか道覚えてきたなーと嬉しくなり
帰ってご飯を食べてシャッターを開けて、引き続きパワーポイント作り。
そのあと、報告会の看板を描いていると
人とここで待ち合わせをしているというおじさんが来て、おしゃべり。
 
マシンガントークに体力を奪われつつ
お昼ごろになるとかなよさんが来てココルームを開けてくれる。
マイさんもきて、3人であっこさんが作ってくれておいたカレーでお昼ご飯。

洗濯物の話になって、かなよさんが「1人でも、やっぱり毎日洗っちゃう。うつるんだよねー」と笑って言う。
それぞれの家族や育った環境が透けてみえる瞬間。
 

ご飯のあとは、マイさんに連れて行ってもらって町歩き。
 
頑強な門で守られている警察署
遊具は置いてあるのに、封鎖されている公園
閑散としたあいりんセンター
廃材が放置された三角公園
 
3本の線路によって隔離された0.62k㎡の土地、そこに生きる大勢の人。
日本が再生・発展するために作られた町の仕組み。
土曜日だからということもあり、三角公園や町角にはそんなに人はいなかったけど
ときに足がすくんでしまいそうになるのを、心で叱りながらマイさんについて見て周った。
 
昨日出会った社長さんが
「昔はもっと物騒で、町なんか歩けたもんじゃなかった。今は変わったけど」
と言っていたのを思い出した。
 

カマメに帰り、白金高輪でやったこたねの報告会。

わたしが話した内容はこちらのブログにも書いたので、読んでみてください。
http://gowesto8.exblog.jp/12148776/

詩を読むとあの2月の1週目の気持ちがよみがえってくる。
詩によって切り取られたある瞬間が、ぼんやりではなくただ鮮明に。

マイさんが上手くサポートをしてくれて無事に終えることが出来た。
 
それからご飯を食べながらわたし以外の人の聞き取りの様子を見て
清水さんの畳作りの技に感動したり、もりちゃんのこたねを見て「YUUKI☆白金だね」など盛り上がったり。
 

ご飯のあと、マイさんの心遣いで
綱島さんとのぼるさんに夜回りに連れて行ってもらい、飴ちゃんを配って歩く。

寒いから寝れないとうろうろしているおじさん。
酔っ払って道で倒れるように寝ているおじさん。


途中飛田の花街を通り、客引きをしている同じ歳くらいの女の子と目が合う。

にこっと、笑いかけられてなんとも言えなくて、もう女の子の方に目を向けることが出来なくなった。
こんな風景があることはもちろん分かっていたけど、自分とリンクさせたことはなくて。

のぼるさんに話すと、うんうんと聞いてくれ
昔からある、この地域の亡くなった遊女を祭っているお堂に連れて行ってくれて、3人でお参りする。
 

戻って、事務作業を手伝ってマイさんが帰る頃にはまた雨が降り出していた。
寒さもぶり返すという。

布団に入って、飴ちゃんを配ったおじさんたちは雨宿りできているだろうか、と思いつつ眠った。

 

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