イベント情報

日記

作品&プロジェクト

ちゃりちゃり散歩で水遊び?

 

自転車で行けるとこまでのんびり散歩する。参加者も自転車好きな女の子がいれば、勢いで参加するおっちゃんもいる。そんなちぐはぐメンバーと珍道中を楽しみながら、意外に知らなかったまちの様子を垣間見る社会見学。これがちゃりちゃり散歩なのだ!

 

今回のちゃりちゃり散歩は、水のあるところへと自転車を走らせた。鶴見橋商店街界隈の細い道ばたで見つけた手押しポンプを前に、路地奥の住民が“まだ使えるよ”とひと言。あいさつを交わしさっそく柄を上下させると、見事に冷たい水がザバッと出てくる出てくる。井戸の冷たい水とまちの温もりを感じるひとコマに感謝をこめて、隣のお地蔵さまにみんなで手を合わせ、次なる場所へと出発する。

 

渡船場にたどり着くと、入り口にはナゼか二宮金次郎が!?まちにはいろんな不可解がひそんでいる。そんなゆるさもまちの懐深さなのか、見るものを楽しませてくれる。木津川水門を眺めながら、夏休みの小学生らと小さな船に揺られていざ!大正区に。そこは工場ひしめくビックスケール地帯。水のあるところに工場あり。巨大な建物に囲まれながら、いくつもの橋を渡る。簡素な構造体に複雑に組まれたダクト。油まみれ埃まみれの年季が、独特の雰囲気を醸している工場群の一角を、ペダルを力強くこぎ続ける。安治川トンネルをくぐって川を渡り、野田の古いまちなみに前後左右に感じながら、雨が降る前にとかまめ!へと急ぐ。途中、おっちゃんのおごりでタコ焼きをほおばったり、安治川倉庫FLOATという住居兼オープンスペースでアート展を堪能したり、祭りや葬式などの儀式にも遭遇した。

 

まちに出ると、ちょっとした開放感に包まれる。みんなと風を切って自転車をこぎ出せば、おしゃべりのスイッチだって入る。でも、見ているものは特別なものでもなく、日常の一部ばかり。そんな、ちょっとしたまちでの発見でも、今まで話すことのなかった人同士をつなげ、それぞれの記憶と可能性を引き出してくれる気がする。

 

ひらかわ

 

カテゴリ

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする

このページのトップへ